貧血を経験したことのある人は、とても多いでしょう。 特に妊娠中の女性や偏食気味の人に貧血は起こりやすいのですが、成長期の女性の60?80%程の人に貧血の症状が現れているようです。 又、中高年の男性にも貧血は起こっています。 軽度の貧血だとついつい放置してしまいますが、命にかかわる病気、例えばガンなどが潜んでいることもあります。 とても疲れやすかったり、顔色が青白いというような症状が続いた時は、貧血を侮らないで検査を受けることが大切です。 症状によっては、貧血を軽く考えないで疑ってみて下さい。...
貧血は多くの人が経験しているのかもしれませんが、中でも<鉄欠乏性貧血>が最も多いでしょう。 血液の材料となる鉄が足りなくなると鉄欠乏性貧血が起こります。 日本人の女性の中では、約1割が鉄欠乏性貧血だといわれており、症状はないまでも鉄不足の<貧血予備軍>を含めると全体の約4割にもなるそうです。 鉄は血液にある赤血球の<ヘモグロビン>という色素に含まれているのです。 ヘモグロビンの大切な役目は、酸素と結合しその酸素を身体中に運ぶことです。 鉄は<鉄分>として摂取しなければ、体内で作ることはできません。 失われる量より摂取量が少ない状態が続くと、鉄不足で鉄欠乏性貧血になるのです。 鉄欠乏性貧血とは、鉄分摂取を心がけなければ誰しも起こる可能性がある貧血なのです。...
鉄不足の主な原因は3つ考えられます。 <摂取不足>が原因の場合 極端なダイエットは鉄分が摂りにくくなり、鉄欠乏性貧血を起こしやすくします。 偏った食事も同じく、鉄分摂取が少なくなってしまいます。 又、胃や腸の手術を受けると鉄分の吸収が悪くなることがあり、鉄分不足となります。 <消化量の増加>が原因の場合 特に妊娠、授乳中や成長期などには非常に多くの鉄分を体内で使います。 その為、通常の鉄分摂取では不足となり、鉄欠乏性貧血になるのです。 <慢性的な出血>が原因の場合 病気の影響で出血が続くと鉄不足になります。 胃、大腸の潰瘍、ポリープ、ガン、痔などの病気の症状で起こりやすいものです。 中高年の男性の貧血患者の殆どはこのタイプの鉄欠乏性貧血です。 女性の場合、<月経>も原因になる可能性があります。...
一般的な貧血と違い、鉄欠乏性貧血はさまざまな症状が起こります。 鉄が不足すると、ヘモグロビンによる酸素が体内によく行きわたらなくなります。 アクビがよく出たり、睡眠をとっても疲れが取れない、よくめまいがするなどの症状が現れます。 又、顔の色が悪くなります。 これは、血液中の赤血球が充分に作られなくて、顔面蒼白となるのです。 動脈硬化を発症している人が貧血になってしまうと、心臓や脳に酸素が行きわたらず<心筋梗塞><脳梗塞>を引き起こしてしまう可能性もあります。...
一般に貧血と呼ばれる兆候は、次のようなものです。 頭痛・めまい・動悸・息切れ・疲労感・むくみ・顔面蒼白などです。 貧血であると、動機や息切れは軽い運動などでも起こることがあります。 よく眠っても全く疲れが取れないと感じたり、やたらとアクビが出るようであったり、クラクラとめまいがすることがあります。 常に感じる、肩こりやむくみも貧血の症状であったりします。 日常よくある軽い症状のように思えますが、貧血が潜んでいるかもしれません。 いつものこと・・・と放っておかないで、貧血を疑ってみることも重要です。...